スクリーンの平面性 その2
「スクリーンの平面性 その1」につづいて今回は、巻き取りパイプのお話をします。
■巻き取りパイプ
電動スクリーンやチェーンスクリーンは、巻き取り型スクリーンとも呼ばれています。巻き取りパイプで大切な事は、パイプがしならないようにする事です。パイプがしなると中央がたるみシワの原因となるからです。
そもそもどのくらいしなるとシワが見えてくるのかというと、2mmとか3mmとかミリ単位の話になります。巻き取り型スクリーンは、構造上パイプを両端でしか支えられず、肝心の中央部分を支える事ができないので、どれだけ頑丈で太いパイプを使っても、スクリーンは長いものなので、多少なり絶対にしなりがでてしまいます。

ただパイプを太くすればいいのかというと、そういうわけではなく、パイプ自身の重みで、しなりやすくなる場合があります。
そういう事も踏まえて、「重量が重くなりすぎず、スクリーンの重量にも負けない」という事を頭に入れて、パイプの構造を変えたり、厚みを変えたり、直径を変えたり、どのくらいの大きさのスクリーンに耐えれるのか、多くの実験を繰り返した結果、現在のパイプが出来上がりました。
ただ丸いだけでは、強度が十分にないので、パイプ内に、リブと呼ばれるものをつけました。パイプの中央に向かって伸びている突起物がリブです。このリブの効果で、ただ太くするよりも、軽量でしなりに強いパイプに仕上がります。
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そして一箇所だけ、厚みがある部分がわかると思いますが、それも強度を強くする工夫の一つです。このスクリーン用に開発されたパイプは、シアターキューブなどの電動スクリーン、チェーンタイプのスクリーンで使用されてます。
いま現在は、このパイプ意外に、もう一段階太いパイプも使用しています。これは、120インチを超えるような大型のスクリーン向けに使用しています。この二種類のパイプを使って、スクリーンの重量、スクリーン幅に見合ったパイプを選定して使用しているわけです。
またスクリーン生地は、基本的に伸びないので経時変化で平面性が悪くなる事は、ほとんどありません。最初はまったく気がつかなかったのに、使い込むうちに目が肥えてきて多少の「たるみ」に気がつくことがあるようです。
また許容範囲内とと思われるたるみとかシワでもほとんどの人は気にならなくても、中には気になる人がいるのも事実です。巻き取り式の映写スクリーンの場合、平面性はどのメーカーでも永遠の課題ですね。いずれにしても製品購入後、特に気になるというのであれば誠実に対応させて頂きますのでその旨メールor電話にて気軽にご相談ください。
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