スクリーンの平面性 その1
スクリーンで、重要な要素の一つでもある「スクリーンの平面性」についてお話したいと思います。
「板のような完璧な平面性」これがスクリーンメーカーの永遠の課題と言われています。簡単に見えてとても難しい、それが平面性なのです。スクリーンといっても、板ではなく布なので「完璧な平面性」は、難しいのです。

「完璧な平面性」は、難しいのですが、シアターハウスでは、「完璧な平面性」というものに、少しでも近づけるよう日々、開発、検証を繰り返して少しでも品質がよくなるように努めています。
平面性は、設置環境や、気温などいろんなものが関係してくるのですが、スクリーン生地と、スクリーンを支えている巻取りパイプの二つが特に重要だと考えています。
[:down:]スクリーン生地![]() |
[:down:]巻き取りパイプ[:down:]![]() |
ではこの二つについて、もう少し詳しく話したいと思います。
■スクリーン生地
当たり前かもしれませんがスクリーン生地が、もっとも平面性に関係してくる部分です。このスクリーン生地に適してない素材を選ぶと、生地がのびてたるみによるシワが目立つようになったり、平面性に悪影響を及ぼします。
以前にスクリーン生地について書いた事があるので、こちらも↓ぜひご覧ください。
「スクリーン生地を知る その1」←クリック
「スクリーン生地を知る その2」←クリック
ご覧になっていただけた方には、わかると思いますが、シアターハウスのスクリーンの素材にガラス繊維を使用しています。ガラス繊維は、状態変化が少なく、ほとんど伸びないという優れた生地なのです。これが普通の生地とスクリーン生地の伸びやすさを比べた結果です。
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←重り吊り下げなし 重り吊り下げあり→ |
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実験内容は、幅10mmの生地に、重りをぶら下げるという内容です。写真の左側のグレーの生地が、普通の生地、右側がスクリーン生地になっています。重りをぶら下げてみると、やはり普通の生地は、ビローンと伸びてしまいました。スクリーン生地は、重りをぶら下げたら斜めになってしまったので伸びているように見えますが、伸びませんでした。後ろの木目を見て比べるとわかると思います。

この実験結果からわかるように一度生地が伸びてしまうと、もとには戻りにくく伸びたときのクセがついてしまうのです。こういう理由もあって、ガラス繊維を使用した生地を使用しているわけです。
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