スクリーン生地を知る その1
スクリーンで、一番大切なものは、と言うとやはり「スクリーン生地」が一番大切なものです。「スクリーン生地」でスクリーンとしての、良し悪しがきまるといっても過言ではありません。そこで今回は、シアターハウスのスクリーン生地の構造をみなさんに知ってもらおうと思います。
■スクリーンの構造
シアターハウスのスクリーン生地は、このように、一枚のガラス繊維と、二枚のフィルムを特殊な方法で接着して作られています。

簡単な構造は、わかっていただけたと思いますが、なぜガラス繊維を使うのか、なぜフィルムを使っているのかについて、もう少し詳しくお話したいと思います。
■なぜガラス繊維なのか?
なぜガラス繊維を使っているのかというと、状態変化がしにくいという理由から使っています。服を引っ張るとわかると思いますが、このように伸びてしまいます。
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生地というものは、素材、種類によって、伸びやすさが違いますが、どれも少なからず引っ張ると伸びてしまいます。スクリーン生地が伸びやすいと、シワが発生しやすく、スクリーンとしてあまりいいものができません。
その点ガラス繊維は、伸び縮みをほとんどしません。まったく伸び縮みしないといってもいいぐらいとても優秀な素材なのです。ガラス繊維といっても、すべて同じわけではなくて、ガラス繊維の素材、細さ、編み方によって、平面性や、密度など違いが出てきます。
より良いものを作りたいという思いで、いままでに素材を変えたり、細さを変えたり、編み方を変えたり、検証を行いながら改良を重ねてきました。
編み方などその内容は、企業秘密なので、詳しく教える事はできませんが、基本的に以前のものより生地に厚みを持たせる事で、生地の剛性が強くなり平面性が更によくなりました。これが、スクリーン生地の中枢部とも言われる、生地内部の写真です。
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通常スクリーンには、フィルムがはってあるんですが、特殊な溶剤で無理やり溶かして、何とか中心のガラス繊維を撮影する事ができました。右側の写真が、スクリーン生地内部の拡大写真です。
縦横に黒い線が交わっているのがわかると思います。それがガラス繊維です。光を通さないようにするために、黒いタイプのガラス繊維を使用しているのです。
ガラス繊維は、目に見えないくらい細いもので縦横に走っているガラス繊維の一本、一本、実は、何千本ものガラス繊維の集合体なのです。このように細いガラス繊維を織り交ぜると生地の強度が格段に増し、シワになりにくく、丈夫で末永く使っていただけるようなスクリーンが出来上がるのです。
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